【実験結果】シトルリンマレートは筋トレに効果あり!普通のシトルリンとはどう違う?

【実験結果】シトルリンマレートは筋トレに効果あり!普通のシトルリンとはどう違う?

どうも。健康食品会社の元研究員のりょうです。

みなさんは、「シトルリンマレート」というサプリをご存知ですか?

シトルリンマレートは、筋トレ時などに飲まれることが多く、今注目のサプリメントの1つです。

しかし、「シトルリン」という名前は聞いたことがあるけど、「シトルリンマレート」については知らないという人が多いのではないでしょうか?

そこで今回は、シトルリンマレートとシトルリンとの違い、また、シトルリンマレートの効果について紹介していきます。

 

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シトルリンとは

(画像引用:wikipedia)

まずはシトルリン(Citrulline)についてです。

シトルリンはアミノ酸の一種。

アミノ酸として馴染みが少ないのは、シトルリンがヒトにとって必須のアミノ酸ではなく、近年注目されてきたアミノ酸だからです。

シトルリンは1930年に日本にて初めてスイカの皮から発見され、ヨーロッパでは早くからその健康成分が注目されてきた歴史があります。

ヨーロッパなどの海外では、日本よりも一足先に一般的な健康成分の1つとなっていたようです。

日本では2007年に食品としての認可がおり、血管の筋肉の緊張をほぐす効果があるとして健康食品として利用されています。

近年その注目度が増している健康素材といえそうです。

シトルリンマレートとは

では、シトルリンマレート(Citrulline Malate:シトルリンリンゴ酸塩)とはどのような物質かというと、シトルリンに「マレート」と呼ばれる物質がくっついたものです(そのまんまですが)。

そのため、シトルリンマレートは下のような構造をしています。

シトルリンマレート

(画像引用:wikipedia

左がシトルリンで、くっついている右の化合物がリンゴ酸(Malic acid:マレイン酸)です。

リンゴ酸は、名前の通り、1785年にカール・ビルヘルム・シューレによって、リンゴの果汁から発見された酸味成分です。

食品添加物として認可されており、主に酸味料として用いられる添加物の1種。

シトルリンはスイカから発見され、また、リンゴ酸はリンゴジュースから発見されたわけです。

そう考えるとシトルリンマレートの組み合わせは多くの研究者から「おもしろい組み合わせ」として感慨深く思われているのもわかりますね!

シトルリンマレートの効果とは

スイカとリンゴのコラボ

では、そんなシトルリンとリンゴ酸 があわさることで、どのような相乗効果があるのでしょうか?

シトルリンとリンゴ酸を組み合わせたシトルリンマレートには、医薬品として使われてきた歴史があります。

シトルリンマレートは、ヨーロッパにおいて抗無力症薬として20年以上前から使われてきました(しかもOTC医薬品という市販薬)!

この無力症とは、全身の筋力を低下させたり、疲れやすい体質が治らなかったり、また、目が疲労でぼやけて見えたりする病気の総称です。

この病気に対してシトルリンマレートは治療薬として効果を発揮してきたというのです。

シトルリンとシトルリンマレートの効果の違いとは

疑問符

シトルリンマレートが抗無力症薬として効果があった歴史があることを紹介しました。

では、シトルリンマレートとシトルリンでは効果にどのような違いがあるのでしょうか?

シトルリンだけの効果は以前記事にしたように「血管の緊張をほぐして血流をよくすること」です。

では、リンゴ酸が加わると効果は高まるのでしょうか?

リンゴ酸は運動で蓄積する乳酸からエネルギーを作る

(ここからは少し難しい話になってしまいますが。)

リンゴ酸は、運動によって蓄積する乳酸を使ってピルビン酸という物質に変えることが知られています。

このピルビン酸が、運動のエネルギーの源であるATP(アデノシン三リン酸)を作り出すという流れになっているのです。

簡単にいうと、リンゴ酸は疲労で蓄積した乳酸からエネルギーを作ってくれるといえます。

この働きが、シトルリンの血流を良くし、運動の効率を高める効果と相まって相乗効果が生み出されると考えられているのです()。

 

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シトルリンマレートの効果を測るために行われた実験

ウェイトリフティング

では、シトルリンマレートでは過去にどのような実験が行われてきたのか実験例を1つご紹介します。

私はサプリを購入する際には必ず、そのサプリの有効成分を評価するにあたってどのような実験が行われてきたのかを文献で調査しています。

実際に検証結果を見て、サプリの購入に役立てているのですが、内容が難しいので、このブログでは少し単純化してご紹介します。

以下は、ニュージーランドで行われた実験概要です。

 

4〜8gのシトルリンをウェイトリフターに飲ませて、ベンチプレスをあげる作業(80%1RM:ほぼ全量で上がられるくらいの力で)を力がなくなるまで続けるという実験が行われた。

またその比較対象として、擬似薬(プラシーボ)を飲ませた通常の人にも同様の実験を行なった。

その結果、シトルリンマレートを飲ませた人は、飲ませなかった人にくらべて20%も多くベンチプレスをあげることができた)。

(もちろん、シトルリンマレートを飲んだか擬似薬のプラシーボを飲んだかはウェイトリフターにはわからないように実験は行われている。)

 

これは筋トレを生業にしているようなウェイトリフターによる実験ですが、他の実験においては、一般人の方がより効果が大きいことが知られています。

シトルリンマレートはしっかりとして検証結果があるサプリということができるでしょう!

シトルリンマレートのサプリ

最後にシトルリンマレートサプリの飲み方と副作用などについてお伝えします。

以下はシトルリンマレートサプリのAmazonで購入可能な商品で、おすすめのものです。

 

 

シトルリンマレートの摂取量と摂取タイミング

紹介したシトルリンマレートのサプリは200g入りで、付属スプーン1杯が約2g分。

このスプーンで1杯分のシトルリンマレートを水などに溶かして、筋トレや運動の前に飲むのが良いようです。

使い方については通常のシトルリンと全く同じですね。

シトルリンマレートの論文では1回の使用で8g(シトルリンとして4.5g)など、非常に多くの量を飲んでいる例が多くあります。

かし、サプリの口コミや、私の体感では2gのシトルリンマレートでも、しっかり効果を実感できるので、2gを目安に飲むのが良いと思います。

シトルリンマレートの副作用

こちらも通常のシトルリン同様、飲みすぎないかぎり特に問題はないでしょう。

飲みすぎと言っても通常量の10倍以上飲んでしまったというようなことがなければ特に気にする必要もないので、安全性については非常に高い部類のサプリだと思います。

 

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まとめ

今回は、シトルリンマレートというサプリを紹介しました。

このサプリは、まだまだあまり知られていないサプリですが、筋トレのパフォーマンスを上げたいという人はぜひ試してみて欲しいサプリです。

即効性があり、筋肉がパンプアップ(膨れ上がっている)している感じがすぐに実感できるかと思います。

リンゴ酸との塩になっていることから、リンゴ酸の乳酸を除く効果も期待され、また飲み口も通常のシトルリンよりも水に溶けやすく口当たりも上々の商品になっています。

シトルリンは、EDの治療薬として紹介されることが多くありますが、そちらのエビデンス(実験結果)での信頼度の高いものは少なめで、筋トレに対する効果の方が信頼度の高い物が多いように感じます。

(まぁ、EDの治療の検証はなかなか大々的にするのが難しく、また、原因もさまざまで実験が難しいというのもありますが)

ぜひ1度シトルリンマレートを試してみてください。

 

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