《お茶の2大成分》テアニンとカテキンのそれぞれの役割とは?健康食品会社研究員が徹底解説します

《お茶の2大成分》テアニンとカテキンのそれぞれの役割とは?健康食品会社研究員が徹底解説します

お茶

こんにちは。健康食品会社研究員のれおです。

みなさんはお茶の成分と言えば何を思い浮かべるでしょうか?

お茶の成分といえば一番はじめにカテキンを思い浮かべる人は多いでしょう。

確かにお茶にはカテキンがたくさん含まれています。

また、カテキンの他にもテアニンという成分があり、最近注目が増している健康成分です。

今回はそんなテアニンとカテキンについて詳しくご紹介します。

テアニンとは

淹れたてのお茶

テアニンとはお茶に含まれるアミノ酸の一種です。

アミノ酸といえば必須アミノ酸の20種類が有名です。筋肉トレーニング前にサプリとして飲まれるBCAAに含まれるグリシンやアラニン。

また、コラーゲンの元になるプロリンなどが有名です。

テアニンはそんな必須アミノ酸ではないため馴染みのない方もまだ多いのかと思います。

テアニンの効果

そんなテアニンにはどのような効果が期待されているのかといいますと主に次の7種類の効果が期待されています。

 

●ストレス解消

●ラックス効果、集中力持続効果

●PMS(月経前症候群)軽減

●緊張緩和

●熟睡、不眠改善

●更年期症状の改善

 

こう見るとテアニンは現代人が抱える多くの悩みに対して改善を進める効果が期待されていると言えますね。

お茶でのテアニンの役割

そんなテアニンですが、私たちが飲んでいるお茶ではどのような役割をしているかといいますと、お茶の旨味成分となっています。

「お茶の旨味」というとピンとこない人も多いかと思いますので、もう少し詳しく説明すると、お茶の味そのものに直結しています。

実際にはお茶に含まれるアミノ酸の半分以上がテアニンとなっており、また、渋みやえぐみを抑える役を果たしているのです。

カテキンとは

茶畑

続いてみなさんご存知のカテキンについても簡単に触れておきます。

カテキンは実際にはカテキン類というグループの総称でフラボノイド類の一種またポリフェノールの一種でもあります。

少し難しくなってしまいましたので、もう少し簡単に説明します。

世の中の化学物質はさまざまなグループに分けられており、カテキンは次の順にグループに入っているということになります。

カテキン<フラボノイド<ポリフェノール

カテキンの効果

そんなカテキンにはどのような効果があるのかといいますと、抜粋すると次のようになります。

 

血圧上昇抑制作用

血中コレステロール調節作用

血糖値調節作用

抗酸化作用

老化抑制作用

抗菌

 

このようにさまざまな効果が期待されているために、高濃度茶カテキンを含むトクホのお茶が販売されているのです。

お茶でのカテキンの役割

ではそんなカテキンですが、お茶ではどのような役割を果たしているのかといいますと、お茶では渋みの成分となっています。

テアニンがマイルドな味で、お茶に旨味をもたらすのに対し、カテキンは渋みをもたらすという真逆の役割をもっています。

しかし、お茶が好きな人に言わせれば、お茶の渋み成分もりっぱなお茶のおいしさに繋がっているといえますね。

お茶によるテアニンとカテキンの含有量の違い

ではそんなテアニンとカテキンですが、お茶によって含まれる量などは違ってくるのでしょうか。

どちらも注目の健康成分なので、できるだけたくさん入っている方がありがたいですよね。

テアニン含有量

まずはテアニン含有量についてです。以前ご紹介した記事にもお茶ごとのテアニン含有量を記載しています。

テアニン含有量

(表引用:1

>>>【おすすめの緑茶はこれ!】テアニンを多く含む食品・飲み物ランキング。テアニン量徹底比較。

お茶のタイプによってどのお茶に多くテアニンが含まれるかといったことはないようです(茶の種類ごとにはテアニン量の違いはあります)。

また、抹茶>玉露>煎茶>番茶の順にテアニンが多く含まれることが、テアニン製造の第一企業である太陽化学社のHPに記載されていました。

お茶のテアニン量

カテキン含有量

続いてカテキン量については次のような表がありました(引用:cha museum

お茶のカテキン含有量

こうしてみると、お茶の種類によって結構差があることがわかりますね(このグラフにはEC、EGCGなどの記号がかかれていますが、これらは全てカテキンの種類のことです)。

また、市販のお茶で比べてみると次のようになるそうです(引用:smartshopping)。

お茶カテキン量比較

このようにみると(「ー」というのは含まれていない、記載がない、または調べていない、の3つの場合が含まれています)市販品のお茶でもうまく選べばカテキンをたくさん摂取できるということがわかりますね。

まとめ

以上をまとめると、テアニンもカテキンもどちらもお茶において味に重要な役割を果たす成分であり、また健康にもよいことがわかります。

テアニンとカテキンはお茶によって含まれる量が異なり、一概にはどのお茶がベストとは言えないことがわかりました。

今ではカテキンを増量したトクホのお茶や、ノンカフェインのお茶なども販売されていますので、味と健康成分の量、カフェインの有無から自分にぴったりのお茶を見つけてみてはいかがでしょうか。

 

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