「AIに小論文を書かせるのはアリなのか?」という質問をよく受けます。
結論から言えば、小論文の学習段階では“むしろ積極的に使ったほうが良い”と考えています。ただし、誤解してはいけないのは、AIが書いた文章を丸写しにすれば評価が下がる可能性が高いという点です。
「テーマは決まったのに、構成がまとまらない…」「結論 → 理由 → 具体例だけでいいの?」「テーマごとの書き方の型が知りたい!」RYOHTA小論文の指導をしていると、こうした相談を非常に多く受けます。実際[…]
《ぶっちゃけ》AI小論文は“使える”
まず大前提として、AIは小論文の「下書き」や「構成づくり」には非常に有効です。
特に家庭学習で小論文を大量に書く必要がある受験生にとって、AIは強力なサポートとなります。
ただしAIの文章をそのまま出すのはNG
ただし、AIが自動生成した文章をそのまま提出すると、
●どの受験生とも同じような抽象的な文章になる
●面接で説明できず不合格
といった問題が起こりやすく、合格からはむしろ遠ざかります。つまり、AIは「使い方」次第で合格率を上げることも下げることもあるツールなのです。
AIは尖った内容を書けないのです!
家で書く小論文は“圧倒的に楽”になる
AIを適切に使うと、家庭学習の効率は劇的に上がります。特に次のような場面で力を発揮します。
●テーマに合った論点のヒント出し
●語彙の整理・言い換えの提案
●初稿の自動生成による“白紙恐怖”の解消
特に「1本目の文章」を作るのが苦手な受験生にとっては、AIの下書きはスタートラインに立つための最高の補助輪になります。
ただし――ここが最重要ですが――
AIはあなたの“実体験”や“具体的なエピソード”を自動では生成できません。
例えば「部活で悩んだ経験を書いて」と言っても、適当な架空の経験が出てくるだけで、それでは面接に絶対に耐えられません。
したがって、AIを使う時は必ず、
●AIに伝えるための具体的な情報提供力
この2つが必要です。AI任せにするのではなく、“経験 × AIの文章整形”が最強の組み合わせです。
小論文を書くうえで、最初に多くの人が悩むのが「テーマの決め方」です。テーマが決まらないと、書き始めることもできません。しかし、小論文のテーマは “自分がすでに経験していること” や “身近な社会の話題” から選ぶと、驚くほどスラスラ[…]
面接での整合性が“最重要ポイント”
現在、多くの入試では「小論文の内容を面接で深掘りする形式」が増えています。これは、AIの普及によって“文章だけでは本当の実力が判断しにくくなった”ためです。
つまり、
というパターンが非常に多いのです。
実際に面接でよく聞かれる質問は、
●「この意見をこう考えた理由は?」
●「このエピソードをもう少し詳しく説明して」
●「その選択は本当に自分で考えたの?」
AIが書いた文章を丸写しした受験生は、ここで必ず詰まります。
逆に、AIと自分の経験をうまく融合させている受験生は、論理もエピソードも一貫しているため非常に強いです。
小論文の新トレンド「本文を読んで書かせる形式」が急増中
近年、AI対策として多くの大学や病院で、次の形式が増えています。
●試験会場での「資料読み取り型」小論文
●提示文を読んで要約 → 自分の意見を書く形式
●面接で小論文をその場で解説させる形式
これは、AIが書いた“テンプレ感のある文章”を排除し、受験生本人の思考力・読解力を見たいという狙いがあります。
そのため、AIを使う際も、
AIに頼り切らず、自分で考える練習を続けることが絶対に必要です。
AI小論文の正しい使い方(合格者が実際にやっている方法)
① 自分の経験を100~300字でAIに説明する
まず、自分の体験を具体的に書き出します。抽象的だとAIはうまく書けません。
② AIに構成案を作ってもらう
序論・本論・結論のテンプレートを作る段階で大活躍します。
③ 文章の言い回しや論理の整理を依頼する
表現の調整や論理の補強はAIの得意分野です。
④ 最後は必ず“自分の言葉”に書き換える
ここを怠ると面接で確実に落ちます。
まとめ|AI小論文は“学習では最強”、本番では“使い方が命”
AIは小論文の練習において大きな武器になります。構成作り、言い換え、初稿作成など、時間と負担を大きく減らしてくれます。
しかし、本番で高得点を取るためには、
●AI文章を自分の言葉で説明できる力
●面接での一貫性
●読解型・資料型への対応
この4つを避けては通れません。
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