愛知淑徳大学・健康医療科学部「救急救命学専攻」の総合型選抜は、他学部と大きく異なる特徴を持っています。
救急救命士に必要な基礎知識を問う「記述試験」が重視される点、そして志望理由書と面接の一貫性が合否を大きく左右する点が特徴です。
総合型選抜(旧AO入試)の小論文では、学力テストでは測れない思考力・主体性・探究力が重視されます。この記事では、総合型選抜でよく扱われる小論文テーマ30選、書き方のコツ、構成テンプレート、600字例文までまとめました。&nb[…]
救急救命学専攻の選抜方式の特徴
この専攻の総合型選抜は、次の3つで評価されます。
② 志望理由書(表:箇条書き/裏:600字)
③ 面接試験(複数名面接・内容深掘り)
記述試験(知識型)|小論文とは別物
救急救命学専攻では、いわゆる小論文ではなく救急救命士の基礎知識を問う論述式が出題されます。
例として、過去によく見られるのは次のような問題です:
「救急隊と医療機関の連携を説明せよ」
「救急現場で必要な判断力とは何か」
ポイントは、知識と理解を正確に説明できれば高得点になる点。医療専門の文章力は不要です。
記述試験の攻略ポイント
●専門用語を正確に使う(一次救命処置・トリアージ・連携など)
●活躍の場を具体的に書く(災害・事故・急病など)
●「救急隊だけで完結しない」ことを理解する(病院前救護→医療機関)
●箇条書きではなく、文章として書く
国家試験ほどの詳細は不要ですが、教科書レベルの理解は必須です。そして、(おそらく)要点が複数あり、1つにつき何点といった形で採点されます。
他の選択問題などと本質的には同じだと思います。
志望理由書|表:箇条書き × 裏:600字
志望理由書は2026年は「表面は箇条書き」「裏面は600字エッセイ」の二段構造でした。
【表面】箇条書きは“厳選して書く”
複数の記入欄がありますが、すべて埋める必要はありません。むしろ、厳選した少数の項目で十分だと思います。
●短く具体的に書く(文章にしない)
●裏面600字の「見出し」になる項目を書く
【救急救命学専攻:箇条書きサンプル】
例えばこのような感じのサンプルになりますね。
・強み:落ち着いて状況判断ができる点
・学びたい内容:救急医療と多職種連携
・志望理由:本学の「地域貢献」の理念に共感
・将来像:地域の一次救命体制を支える救急救命士
【裏面】600字エッセイのポイント
裏面は、表面の箇条書きを1本のストーリーにまとめます。構成は以下が安定します:
② 高校での経験(救急に関連する活動・背景)
③ なぜ救急救命士か(動機)
④ なぜ愛知淑徳大学か(理念・学び)
⑤ 入学後の目標 ⑥ 将来像
「テーマは決まったのに、構成がまとまらない…」「結論 → 理由 → 具体例だけでいいの?」「テーマごとの書き方の型が知りたい!」RYOHTA小論文の指導をしていると、こうした相談を非常に多く受けます。実際[…]
大学のアドミッションポリシーを理解することが最重要
救急救命学専攻は特に、大学の理念と一致しているかを重視します。志望理由書では、以下のキーワードを自然に含めると強いです。
●主体的に学ぶ姿勢
●臨床現場で必要となる判断力の育成
●他職種連携
面接(救急救命学専攻の特徴)|深掘りがかなり多い
面接は複数名の教員が担当し、毎年ほぼ同じ傾向で進みます。
よく聞かれる質問
●高校時代に頑張ったこと
●救急医療で大切だと思うこと
●強み・弱み(特に「冷静さ」「判断力」)
●他大学ではなく、本学を選んだ理由
●将来どのような救急救命士になりたいか
●気になるニュース(災害・事故・医療関連)
記述試験・志望理由書・面接は完全に連動しており、矛盾するとマイナス評価になります。
40秒で話す「志望理由」を必ず準備する
志望理由書600字をそのまま話すことはできません。合格者の多くが、
1:志望理由
2:経験とのつながり
3:将来像
を40秒で説明できるように準備しています(人は相手の話を聞いている時、40秒以上で長く感じてしまうと言われています)。
まとめ|救急救命学専攻は「知識 × 理念 × 一貫性」で決まる
●箇条書きは埋めすぎなくてよい(空欄OK)
●アドミッションポリシーの理解が合否の鍵
●面接は深掘りが多く、内容の一貫性が重要
●40秒で話す志望理由を準備すると強い
救急救命学専攻は、「救急医療の理解」と「主体的に学ぶ姿勢」が高く評価される入試です。記述試験・志望理由書・面接を一貫した内容で準備することが合格への近道です。
医療系の小論文では、「医療をどう捉えているか」という考え方が重視されます。知識の多さではなく、患者を中心に物事を考え、医療に関わる人々と協働しようとする姿勢が評価されます。 医療系小論文で求められる視点求め[…]
「小論文の例文がほしい」「どんな構成で書けばいいのか知りたい」――そんな受験生のために、小論文のテーマ別例文をまとめて紹介します。この記事は、小論文講師として1500人以上を指導してきた経験をもとに、評価されやすい600字例[…]