「テーマが決まらない…」と悩む受験生はとても多いです。実は、小論文は「テーマ選び」で文章の完成度の7割が決まります。
テーマさえ適切なら、内容は自然と深まり、書きやすくなります。逆に、テーマが悪いと、何を書けばいいのか迷ってしまい、文章が薄くなりがちです。
この記事では、これまで小論文を1万500人以上に指導してきた経験から、誰でも迷わずテーマを決められる3ステップを紹介します。
「小論文のテーマが決まらない」「書きやすいテーマって何?」という悩みは、とても多いです。この記事では、これまで1万500人以上を指導してきた経験をふまえ、書きやすいテーマの特徴と、初心者でも迷わないテーマ選びの方法をくわしく解説しま[…]
小論文のテーマは“選び方”が9割
小論文が書けない理由の多くは「テーマが抽象的すぎる」「自分ごとにならない」「書く材料が足りない」などのテーマ選びのミスにあります。
しかし、小論文のテーマは以下の視点で選ぶと、誰でも安定して書けるようになります。
書きやすいテーマの共通点
② 賛成・反対どちらの視点でも考えられる
③ 社会問題や普遍的テーマと少しつながる
この3つを満たすテーマは、構成を考えやすく、内容の深さを出しやすい「良いテーマ」です。
小論文を書くうえで、最初に多くの人が悩むのが「テーマの決め方」です。テーマが決まらないと、書き始めることもできません。しかし、小論文のテーマは “自分がすでに経験していること” や “身近な社会の話題” から選ぶと、驚くほどスラスラ[…]
テーマを決める3ステップ(最速で決まる)
以下の3ステップに沿って考えるだけで、テーマ選びに迷わなくなります。
ステップ①:ジャンルを絞る(まずは大きく分類する)
テーマは必ず次の5ジャンルに分類できます。
② 学校生活・努力・挑戦
③ 社会問題(SNS・AI・環境など)
④ 自己・将来・価値観
⑤ 職業・医療・福祉・地域
最初は細かいテーマを探す必要はありません。「どのジャンルで書きやすいか?」だけ考えればOKです。
例:自分が書きやすいジャンルは?
・部活の話 → ② 学校生活
・SNSの悩み → ③ 社会問題 × ①人間関係
・将来の夢 → ④ 自己理解
ステップ②:その中から「経験とつながる」テーマを選ぶ
テーマが決まらない最大の原因は「自分の体験と結びつかないテーマを選んでいる」ことです。
体験があるテーマは、以下が自然に書けます:
経験の具体例
気づき(学んだこと)
例:ジャンル②(学校生活)の中から選ぶと?
●努力することの意味
●挑戦する価値
●協力の大切さ
●部活で得た力
もし迷ったら、次の質問が役立ちます:
「最近、自分の中で心が動いた出来事は何?」
心が動いた出来事は、小論文の材料として最適です。覚えている内容、ということでも大丈夫です(喜怒哀楽を伴ったことこそ、記憶として残っていることです!)
ステップ③:基本構成に当てはめられるか確認する
選んだテーマが、次の構成に当てはめられるか確認します。
② 理由(なぜなら〜だから)
③ 具体例(自分の体験)
④ まとめ(今後の姿勢)
この型に当てはめられれば、どのテーマでも600〜800字を安定して書けます。
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例:テーマ「協力の大切さ」
① 結論:協力することは、自分の成長にもつながる
② 理由:一人では気づけない視点が得られる
③ 具体例:部活での経験(実体験)
④ まとめ:これからも協力を大切にしたい
テーマ選びのNGパターン(絶対に避ける)
●抽象的すぎるテーマ(例:人生とは?正義とは?)
●専門知識が必要なテーマ(例:経済政策、医療制度の詳細)
●体験ゼロのテーマ(書く材料がない)
●感情論だけで終わるテーマ
これらを避けるだけで、文章の質は一気に安定します。
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テーマが決まる「質問リスト」15問
テーマが浮かばないときは、この質問に答えていくと自然にテーマが生まれます。
◼︎最近うれしかったことは?
◼︎がんばったことは?
◼︎失敗したことは?
◼︎心に残った出来事は?
◼︎誰かに助けてもらった経験は?
◼︎最近考えたことは?
◼︎悔しかったことは?
◼︎自分が大切にしていることは?
◼︎友達の言葉で印象に残ったものは?
◼︎家族から言われて心に残ったことは?
◼︎学校で気づいたことは?
◼︎部活動で感じたことは?
◼︎今の社会で気になることは?
◼︎将来どんな人になりたい?
◼︎自分の短所と向き合った経験は?
どれか1つでも答えられれば、そこからテーマが生まれます。
【テーマ決定例】10パターン
①:SNSに関する悩み → テーマ:SNSとの上手な付き合い方
②:友達とすれ違った → テーマ:言葉の力
③:部活での挫折 → テーマ:努力する意味
④:挑戦した経験 → テーマ:挑戦の価値
⑤:将来について考えた → テーマ:自分の成長とは
⑥:授業で気づいたこと → テーマ:学ぶ姿勢
⑦:ニュースを見た → テーマ:情報を見極める力
⑧:家の手伝い → テーマ:役割を果たすこと
⑨:社会の話題 → テーマ:多様性の理解
⑩:進路で迷っている → テーマ:未来をえらぶ力
どのパターンも、具体例と理由が引き出しやすいです。
小論文【例文600字】
テーマ「挑戦の価値」
私は、挑戦には「自分の可能性を広げる力」があると考えています。なぜなら、挑戦を通して得られる気づきや学びは、結果の良し悪しとは関係なく、自分を大きく成長させてくれるからです。
私は中学で委員長に挑戦したことがあります。当時はうまくまとめられるか不安で、立候補するか迷っていました。しかし、やらないで後悔するより、一度挑戦してみたいという気持ちが強くなり、立候補を決めました。実際に活動が始まると、意見の違いで悩むこともありましたが、友達と話し合いながら進める中で、相手の考えを聞く姿勢が身につきました。
挑戦したことで、自分にはできないと思っていたことが少しずつできるようになり、自信にもつながりました。もし挑戦していなければ、この成長はなかったと思います。
これからも私は、新しいことに挑戦する姿勢を大切にし、自分の可能性を広げていきたいと考えています。
まとめ:テーマ選びは“自己理解”の第一歩
テーマ選びは、小論文をうまく書くための最重要ポイントです。この記事で紹介した3ステップに沿って考えるだけで、誰でも自分に合ったテーマを選べるようになります。
② 経験とつなげる
③ 構成に当てはめる
これだけで小論文は劇的に書きやすくなります。テーマ選びに迷ったら、この記事に戻って確認してみてください。
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