高校推薦入試 小論文|頻出テーマ・書き方のコツ・600字例文つき【対策完全版】

高校入試推薦入試小論文

高校の推薦入試では、小論文が重視される学校が多く、「自分の考えを論理的に書けるか」が合否の決めてになります。

この記事では、小論文の頻出テーマ、書き方の流れ、過去問対策、面接との関係、600字例文まで全体像を解説します

 

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専門知識は必要ありませんが、中学校生活を振り返って書く力、身近な話題を自分の言葉で説明する力が試されます!

 


高校推薦入試の小論文の特徴

推薦入試の小論文は、一般入試の学力試験とは異なり「考える力」「経験に基づく文章力」を見るものです。難しい社会問題ではなく、受験生が日常生活の中で経験したことを題材にしやすいテーマが中心です。

 

身近な経験を問うテーマが多い:日常の出来事や学校生活をもとに、自分の考えを整理できるかが評価されます。

理由と体験を結びつけて説明する力が重要:ただ意見を書くのではなく、「なぜそう考えるか」を言葉にすることが求められます。

高校での学びにつなげられると高評価:将来どう成長したいかを示すことで、志望意欲を伝えられます。

 

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どれも「難しい知識」ではなく、「自分の頭で考えているか」を評価するための設問です。
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テーマ別小論文例文まとめ

過去問対策が最重要|傾向は毎年ほぼ同じ

推薦入試の小論文は、毎年テーマが大きく変わることは少なく、学校ごとに傾向が安定しています。

たとえば、地域課題を問う学校は毎年地域テーマを出し、努力や協調性を問う学校は数年間同じ方向性の出題を続ける傾向があります。

そのため、最も効果的な対策は「志望校の過去問を解くこと」です。

 

過去3年分は必ず解いておく:出題形式・文字数・問われ方の癖がわかり、当日の不安が大幅に減ります。

時間を計って練習する:推薦入試は制限時間が短いため、書き切る練習が必要です。

書いた答案を第三者に見てもらう:内容は良くても、構成が甘いと大きな減点になります。

 

とくに「例を挙げて説明せよ」「あなたの意見とその理由を書きなさい」など、定番の聞かれ方にはパターンがあります。

過去問を解くことで、当日の “初見の緊張” をなくし、安定した答案が書けるようになります。

 


小論文と面接は必ずつながっている|内容が一致していないと危険

推薦入試では、小論文と面接がセットで評価されることがあります。

多くの学校では、面接官が小論文を読んでから質問を投げかけるため、内容が一致していないと「本人の言葉ではない」と判断されることがあります。

 

小論文の内容は面接で必ず聞かれる:「どうしてその考えに至ったの?」「具体的な経験をもう少し教えてください」など、深掘り質問が多いです。

自分の言葉で書くことが最重要:書いた本人が説明できない文章は、面接で破綻します。

小論文=自己理解の土台:小論文に書いた経験や考えが、そのまま志望理由や自己PRにもつながります。

 

つまり、小論文は単なる作文ではなく、「面接の土台」として機能しています。文章と口頭回答の一貫性が担保されていると、評価は大きく上がります。

 


高校推薦入試 小論文の頻出テーマ

【1. 自分自身に関するテーマ】

自己理解を試すテーマで、ほぼ毎年どこかの学校で出題されます。

◼︎中学校生活で最も成長したこと
◼︎困難を乗り越えた経験
◼︎自分の長所と短所
◼︎将来の目標

 

【2. 協力・コミュニケーション】

高校生活の適性を見るために出題されるテーマです。

◼︎他者と協力することの大切さ
◼︎相手の気持ちを理解するとは何か
◼︎SNSと人間関係の特徴

 

【3. 地域・社会・SDGs】

学校が地域と連携している場合に多い出題です。

◼︎地域の課題と改善策
◼︎身近なSDGsへの取り組み
◼︎環境問題に対して中学生ができること

 


書き方テンプレート(誰でも使える)

 

① 結論:私は〜と考える。
② 理由:その理由は〜である。
③ 経験:中学校生活での体験をもとに説明する。
④ 展望:高校でどう成長したいか。
⑤ まとめ:以上の理由から私は〜と考える。

 

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小論文の構成テンプレ集

高校推薦入試の小論文の例文

【600字例文①】中学校生活で最も成長したこと

私は、中学校生活で「仲間と協力して物事を進める力」が最も成長したと感じています。特に文化祭の準備では、協力することの難しさと大切さを学びました。

私はクラス代表として準備を進める立場でしたが、最初は意見がまとまらず作業が遅れることが多くありました。焦りを感じた私は、ただ指示を出すのではなく、一人ひとりの意見を丁寧に聞くことにしました。その結果、互いの考えを尊重しながらまとめることで、作業は次第にスムーズになりました。

この経験から、協力するためには相手の気持ちを理解し、役割を分担しながら取り組む姿勢が大切だと学びました。高校でも部活動や学校行事を通して、さらに協調性を伸ばしたいと考えています。

 


【600字例文②】地域の課題と改善策

私が住む地域の課題は「高齢者の外出機会が少ないこと」だと感じています。買い物や病院に行く際に交通手段が限られ、外出を控える高齢者が増えていると地域の方から聞きました。

この問題を改善するためには、地域全体で支え合う仕組みが必要だと考えます。たとえば、商店街や地域センターに高齢者向けの移動サービスを導入することや、中学生が買い物のお手伝いをする活動を広めることが考えられます。私は学校の地域ボランティア活動に参加した経験があり、高齢者の方との会話を通して「話し相手がいるだけで元気になる」という声を聞いたことがあります。

高校では地域とのつながりを大切にし、ボランティア活動にも積極的に参加したいと考えています。地域を支える力を身につけ、将来は誰かの役に立てる人になりたいです。

 

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まとめ|小論文×面接の一貫性が合格の鍵

高校推薦入試の小論文は、身近な経験をもとに考えるテーマが中心で、難しい知識は必要ありません。

最も重要なのは、過去問を解いて出題傾向を把握すること、そして小論文と面接の内容を一致させることです。

 

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記事のテンプレートや例文を参考に、志望校に合わせた対策を進めてみてください。

 

 

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