看護学校 小論文テーマ 一覧|頻出テーマ12選と例文つき

看護学校の小論文を書く女子生徒

看護学校の小論文では、「知識の多さ」よりも考え方の筋道患者さんに向き合う姿勢が評価されます。

 

RYOHTA
本記事では、看護小論文でよく出るテーマをジャンル別に整理し、書きやすい視点と例文をまとめました。

 

関連記事

小論文がなぜ大切か小論文は「知識の量」ではなく「考え方をどのように文章で伝えるか」を問う試験です。実は、書き方の型を知れば誰でも書くことができます。本記事では、入試で評価される小論文の基本構成と、具体的な書き方のステップを解説します。[…]

関連記事

小論文を書くときにまず気になるのが「文字数」です。入試や模試では、400字・600字・800字といった指定文字数で書くことが多く、文章量をコントロールできることが重要になります。 RYOHTA一度書ける[…]

小論文の文字数はどれくらい?

看護学校小論文の「3つの評価ポイント」

看護学校の小論文では、次の3点が特に重視されます。

 

①患者中心の視点を持てているか
自分の意見が「患者の立場」に基づいているか
②チーム医療の中で考えられるか
看護師の役割を「一人ではなく、協働」の中で理解しているか
③倫理的な判断ができるか
命・尊厳・自己決定権など、価値観が問われる場面での考え方

 

ここが文章から読み取れれば“看護らしい小論文”になります。

 


看護学校小論文 頻出テーマ一覧(ジャンル別)

 

ジャンル

テーマ例

患者の尊厳

・患者の自己決定権  ・QOL(生活の質)

チーム医療

・他職種連携  ・情報共有と協働

高齢社会

・地域包括ケア  ・独居高齢者への支援

医療と倫理

・延命治療  ・インフォームドコンセント

看護観

・看護師とは何か  ・寄り添う姿勢とは

医療現場の課題

・医療の効率化と人手不足  ・AI医療と人間の役割

 

書きやすいテーマの選び方

小論文は 「自分との接点があるテーマ」 の方が説得力が出ます。

 

自分の体験と結びつくテーマ
社会問題と結びつくテーマ
看護の本質に結びつくテーマ

 

「経験そのもの」ではなく、そこから得た “気づき(価値観)” を文章の核にします。

RYOHTA
結論から初めて理由、具体例と続ける書き方は通常の小論文と同じですね

① 自分の体験と結びつくテーマ

◼︎高齢者との関わり
◼︎ボランティアの経験
◼︎家族の入院経験

 

② 社会問題とリンクするテーマ

◼︎少子高齢化
◼︎医療とAI
◼︎地域包括ケア

 

③ 看護の本質に関わるテーマ

◼︎寄り添う姿勢
◼︎尊厳を守る
◼︎患者中心の医療

「体験 × 社会 × 看護の本質」がそろうと強い文章になります。

 

関連記事

看護師採用試験の小論文では、単なる文章力だけではなく、医療現場で働く「姿勢」や「価値観」が見られます。知識量よりも、患者を中心に考えられるか、チームの一員として行動できるか、といった視点が評価の鍵になります。 […]

パソコンを使う看護師
関連記事

「小論文のテーマが決まらない」「書きやすいテーマって何?」という悩みは、とても多いです。この記事では、これまで1万500人以上を指導してきた経験をふまえ、書きやすいテーマの特徴と、初心者でも迷わないテーマ選びの方法をくわしく解説しま[…]

書きやすい小論文テーマの特徴

看護系小論文の構成テンプレ(万能)

 

① 結論:私は〜と考える
② 理由:なぜなら〜だから
③ 具体例:体験・見聞・社会背景
④ 看護へのつながり:看護師としてどう生かすか
⑤ まとめ:今後の姿勢・学びたいこと

 

RYOHTA
④が入ると「看護ならではの文章」になり、評価が上がります。

 

関連記事

「テーマは決まったのに、構成がまとまらない…」「結論 → 理由 → 具体例だけでいいの?」「テーマごとの書き方の型が知りたい!」RYOHTA小論文の指導をしていると、こうした相談を非常に多く受けます。実際[…]

小論文の構成テンプレ集

看護系小論文 約600字 例文

最後に実際の小論文の例文を見てみましょう。

【例文1】チーム医療における看護師の役割

私は、看護師に求められる役割は、医師の指示に従うだけでなく、患者を中心とした医療チームの中で情報をつなぎ、協力しながらケアの質を高めることだと考えています。医療現場には、医師、薬剤師など多くの専門職が関わっています。その中で看護師は、患者のそばに最も長くいる存在として、状態や気持ちの変化に気づき、必要な情報を的確に共有する重要な役割を担っています。

患者は、不安や痛みを抱え、治療の選択に迷うことも少なくありません。そのようなとき、看護師は患者の価値観や希望を丁寧に受け止め、言葉にして他職種へ橋渡しすることで、患者が納得して治療を受けられるよう支える必要があります。

また、チーム医療ではお互いの専門性を尊重し、協働する姿勢が欠かせません。看護師が「患者に寄り添う専門職」であるという意識を持ち、観察したことや気づきを積極的に共有することで、より良い支援が実現します。

私は将来、患者の思いを大切にし、その声を医療チームにつなぐ役割を果たしたいです。患者中心の医療を支える一員として、協力しながら行動する姿勢を大切にしていきたいと考えています。

 

【例文2】高齢者との関わり(看護学校向け)

私は、高齢者との関わりには「世代を超えた学び」と「支え合う姿勢」が必要だと考えています。地域の清掃活動に参加した際、近所の高齢者の方と一緒に作業をする機会がありました。作業の合間に、昔の生活や地域の歴史についてお話を聞き、普段の生活では得られない知識に触れることができました。

また、その方が重い荷物を持ち上げる際に手助けをしたところ、「助かったよ、ありがとう」と笑顔で言っていただき、とても温かい気持ちになりました。高齢者との関わりは、知識や経験をいただくだけでなく、こちらが相手を気遣って行動することも求められる関係だと感じました。

看護の現場でも同じように、患者一人ひとりの背景や思いを理解し、その人が安心できる関わり方を選ぶ姿勢が大切です。私は将来、相手の気持ちに寄り添い、安心して任せてもらえる看護師を目指して努力していきたいと考えています。

 

【例文3】患者の尊厳を守るとは(看護学校向け)

私は、患者の尊厳を守るとは「その人らしさを大切にする関わり」だと考えています。尊厳は、治療の段階や病気の重さに関わらず、人が生きていくうえで必ず守られるべきものだからです。

家族が入院した際、看護師の方が常に目線を合わせて丁寧に説明してくれる姿を見て、とても安心したことがありました。忙しい中でも一人ひとりに合わせた対応をしている看護師の姿勢に触れ、私自身も「こんなふうに関われたら」と憧れを抱きました。

医療の現場では、患者は不安や緊張を抱えていることが多く、言葉遣いや態度ひとつで気持ちは大きく変わります。患者を「病気の人」としてではなく、一人の人間として尊重し、その人らしさを守ることが大切だと感じています。

私は将来、患者の気持ちを理解し、尊厳を守りながら寄り添うことができる看護師になりたいと考えています。そのために、日頃から人の話を丁寧に聞き、相手の立場に立って考える姿勢を大切にしていきたいです。

 

 


まとめ

 

看護小論文は 知識より考え方
「患者中心・チーム・倫理」の3軸が鍵
自分の経験と結びつけると説得力が生まれる

 

RYOHTA
ぜひ一緒に魅力的な小論文を書けるように練習しましょう!小論文はスピーチや、社会人生活でも役立つ技術です

 

関連記事

医療系の小論文では、「医療をどう捉えているか」という考え方が重視されます。知識の多さではなく、患者を中心に物事を考え、医療に関わる人々と協働しようとする姿勢が評価されます。 医療系小論文で求められる視点求め[…]

訪問看護をする女性
関連記事

看護師の転職試験では、これまでの経験を通して「どのように患者と向き合ってきたか」「今後どのような看護師でありたいか」が重視されます。知識や資格よりも、現場での気づきと、その後の成長意欲が評価の中心です。 […]